Haty’s diary

子育てや、日々感じたことなどを綴っています。

わたしの節分

今週のお題「わたしの節分」

お題を見て、うちの節分って・・・と記憶を辿ってみた。

子供の頃はテレビや身の回りで恵方巻きは見なかった気がするし、もちろん実家でも出てこなかった。
普通に夕食を食べ、そのあと豆まき。

4人兄弟で、それぞれが元気なものだから本当に賑やかだった。

福豆についているお面を誰がつけるかワイワイ相談して、(結局鬼は長子の私がつける事が多かったかな。)最初は大人しく豆まきしていたのが少しずつヒートアップ。
最後はソファや家具の陰に隠れて、サバゲーのような状態に。

見かねた母の怒号で途端に終了し、今度は豆をどれだけ食べたか競いあったり・・・。 「年の数だけ食べるんだよ」と何度も言われているのだけどね。

何だか、思い出すだけで胸がホッコリして楽しい気分になる。

結婚して子供が産まれてからも、節分は私の実家に家族で参加するのが恒例。

昔スーパーのお寿司屋さんでパートしていた母が巻く恵方巻きはとても美味しい。 具材もそれぞれの好みに合わせて数種類あり、どれを恵方巻きとして食べるか悩んでしまう程。

いつからか実家でも恵方巻きをやるようになり、お寿司が大好きな私にとって楽しみなイベントになった。

全員で恵方を向いて食べるのだが、ここでも静かな戦いが繰り広げられる。 大急ぎで食べて話しかけて来る人、わざと変顔や真顔で振り返って来る人。 無邪気に話しかけてくる息子。

一言も発してはいけないという緊張から、普段ならスルーできる攻撃がいちいち面白く感じてしまう。 
昨年から食べ終わるまで話してはいけないという事を息子が理解してくれたが、今年は娘が加わるから無言で食べ続けるのは難しいだろうなぁ。 でも、ちょっと楽しみ。

豆まきも私の子供達が参加するようになってから、投げ合いは無くなった。 が、甥っ子・姪っ子から投げられたいという人がお面を取り合うように。 何故か投げられると皆うれしそう。

兄弟全員が成人して、私の家族も加わって、メニューも変わって・・・色々変化しているけど、全員揃って楽しく過ごす行事という事はずっと変わっていないんだなぁ。
改めて親に、家族に感謝しないとな。

今年の節分は今夜。 さっき父から、今年もやるよと連絡をもらった。 今年はどんな節分になるのか・・・とても楽しみだ。